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【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 ROCKMAN タイトル ROCKMAN ロックマン 機種 ファミリーコンピュータ 型番 CAP-RX ジャンル アクション 発売元 カプコン 発売日 1987-12-17 価格 5300円(税別) 【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 ロックマン タイトル ROCKMAN ロックマン 機種 プレイステーション 型番 SLPS-02220 ジャンル アクション 発売元 カプコン 発売日 1999-8-5 価格 2800円(税別) タイトル ロックマン PS one Books 機種 プレイステーション 型番 SLPM-87250 ジャンル アクション 発売元 カプコン 発売日 2003-4-24 価格 1800円(税別) ロックマン 関連 Console Game FC ROCKMAN ROCKMAN 2 Dr.ワイリーの謎 ROCKMAN 3 Dr.ワイリーの最期 !? ROCKMAN 4 新たなる野望 !! ROCKMAN 5 ブルースの罠 !? ワイリー ライトのROCK BOARD ザッツ☆パラダイス ROCKMAN 6 史上最大の戦い !! MD ROCKMAN MEGA WORLD SFC ROCKMAN'S SOCCER ROCKMAN 7 宿命の対決 ! ロックマン フォルテ SS ROCKMAN 8 メタルヒーローズ SUPER ADVENTURE ROCKMAN PS ROCKMAN 8 メタルヒーローズ ROCKMAN バトル チェイス SUPER ADVENTURE ROCKMAN ロックマン ロックマン 2 Dr.ワイリーの謎 ロックマン 3 Dr.ワイリーの最期 !? ロックマン 4 新たなる野望 !! ロックマン 5 ブルースの罠 !? ロックマン 6 史上最大の戦い !! ROCKMAN COLLECTION スペシャルボックス Handheld Game GB ROCKMAN WORLD ROCKMAN WORLD 2 ROCKMAN WORLD 3 ROCKMAN WORLD 4 ROCKMAN WORLD 5 WS ロックマン フォルテ 未来からの挑戦者 GBA ロックマン フォルテ 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり) / ファミコン(箱説なし) プレイステーション
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パーツ名 能力 解説 ラッシュボディ ロックバスター 通常時は3連射まで出来るショット攻撃、敵車に当てると敵車体がぶれる。ゲージMAX時はチャージショット、敵車に当てると相手をスピンさせる事が出来る。 ショットが出来るので雑魚敵を倒してアイテムを使いまくりたい時にオススメ。 ツインエンジン バランス型 加速、最高速、登坂力、共に平均的。 スターターウイング 加速力アップ オールラウンドタイヤ バランス型 グリップ、ドリフト、共に平均的。若干ドリフトしにくい。
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流星のロックマン2(公式サイト 4月7日 ウェーブマスターズ2008~Sprinq~開催決定!! ダウンロード、開発者コラム、さらにミソラオフィシャルサイトを更新! 4月24日 DSステーションにて、バトルカード「キンググランジャー」配信中! 4月25日 流星のロックマン3公式サイトオープン 5月2日 ダウンロードのウェーブコマンドカード、開発者コラムを更新!! DSステーションにてブラザーデータ「レジェンドマスター・シン」を配信中! WM2008春の部 中部地区大会決勝の対戦映像を公開!Gカード・コラムも更新! 5月30日 WM2008春の部 九州地区大会決勝の映像を公開!ミソラサイト・コラムも更新!公式サイト内のムービーのSpring春の大会編で「北海道大会と東北大会の動画は機材トラブルのためありません。 5月30日、流星のロックマン3公式サイトの壁紙が追加!! 6月1日 「ウェーブマスターズ2008」夏の部が、次世代WHF2008内で開催決定!! 6月13日 「WM2008」春の部 関西地区大会決勝の映像を公開!更に開発者コラム更新! 6月20日、流星のロックマン3公式ページにて壁紙が1枚追加。壁紙には新しいロックマンの姿が!! 7月25日 開発者コラムを更新! ミソラ公式サイト:今月のミソラちゃん 壁紙を追加! 流星のロックマン2公式サイトの更新はいったん停止させていただきます。また、更新しだい続けさせてもらいます。v
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11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 00 37 51.15 ID QKVImtFz0 ロックマンX 大都市に良くある高架の高速道路。 大多数の市民が移動するために使われるこの道路が、火花と爆音に彩られる。 赤い乗用車が大量の銃弾によって蜂の巣にされ、半瞬遅れて爆散。 貨物を運送するトラックの運転手が、何者かによって引きずりだされ、傍らのスクールバスが突然飛来したミサイルによって吹き飛ばされる。 丸い月が、空に浮かぶ夜。 よくある場所に、特異な光景。 地獄の縮図が、高速道路を闊歩する人影達によって描かれる。 人影達の名は――レプリロイド。 人間ではない。 死神でもない。 悪魔でもない。 人間によって、作業用、戦闘用、愛玩用、様々な願望と思惑によって作られた、人間を超えた基本性能を持つロボット。 そのレプリロイドが暴走した存在を、人々はイレギュラーと呼ぶ。 人の手に作られた、異端に堕ちた鋼の身が、人間達に向かって牙を向いた。 「……酷い」 その光景を怯まず、臆さず、悲哀に満ちた瞳で見つめる青い影が居る。 『代理隊長。暴走したレプリロイドの数はなおも増え、事態は最悪の一途を辿っています』 人影の胸から、電子音で構成された声。 『市民の被害は不明です』 「一体、どうしてこんな事に? こんな大量にレプリロイドが暴走するなんて」 『原因は不明です』 人影の詰問に、電子音声の主は淡々と答えた。 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 00 40 27.68 ID QKVImtFz0 「こちらの増援は? 救助の部隊はどうなっているんでしょう?」 『増援は未定。救助班は、ハチ型ヘリコプターによって全て撃墜されました。これの増援も未定です』 機械仕掛けのオペレーターは、抑揚無く最悪の事態を伝えた。 『やはり、君がやるしかないようだな』 無線機から流れる電子音が高い少女のものになる。 「……ライト博士」 人影は声の主の名を呼んだ。 『原因追求は後にしよう。今現在、13番高速道路は未曽有の事態に陥っている』 声の主――Dr.ライトは冷静に言葉を続ける。 『この事態を打開するの者は、1人しか居ないと私は考えている』 「…………はい」 『レプリロイドで有りながら、人間に近い心を持つ。優しきながら、岩のような強固な身体と、全てを粉砕するバスター』 人影が自分の右腕に視線を落とす。 人間の腕を模された青き右腕は、ギミック音と共に砲台となった。 「人間を、人類を頼むぞ」 ライトは叫ぶ。 「行け、ロックマンX!!」 『ライト博士による出撃許可。イレギュラーハンター、エックス出撃して下さい』 「了解!!」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 00 42 29.21 ID QKVImtFz0 炎が散りばめられ、余す所なく陥没する道路をエックスが駆ける。 疾走しながら、少年は辺りを見回すが、生存してる人間は居ない。 暴走しているレプリロイドの姿も無いところから、彼等は前進しながら破壊活動を行っているようだ。 四散した自動車を、落胆と憐憫を込めた視線をやるエックスの背に、爆音にも似たローター音が降りかかった。 「良かった……早い。――救助部隊だ!!」 頭を暗い空に向け、少年の顔が喜色に彩どる。 白でペイントされた救助ヘリが、エックスの頭上に浮かんでいた。 「ボクに続いて、生存者の救助を…………っ!?」 パイロットに向けて、無線を送るエックスの端正な顔が歪む。 救助ヘリの更に頭上を覆う形で、ホバリングする影をみとめたからだ。 『軍事用ハチ型ヘリコプターを確認』 オペレーターの声を最後まで聞かず、エックスは横へ跳んだ。 ハチ型ヘリは、真下に居る救助ヘリを邪魔だとばかりに体当たりし、接触した状態で前腕部に武装したバルカンを発射した。 真っ白なボディに、小気味良い音が弾け、連続して火花が散る。 回転翼は捥がれ、ゆらゆらと揺れる救助ヘリは黒煙を上げた。 「やめてください!!」 エックスの怒声も虚しく、穴だらけになったヘリは、出鱈目に滑空しながら高架下へと墜落。 一瞬、夜空がぱっと明るくなり、半瞬後に爆炎を上げて散開した。 「………くっ!」 引き締められた口元から、憤りが吹き出る。 怒れるエックスを頭上から睥睨しているハチ型ヘリは、次の目標を少年にせず、下腹部に設置されたハッチを開放した。 開放され、降り落ちてくる影。 紅い単眼を顔に持つ、数十の人型レプリロイドだ。 彼らの着地を待たず、エックスはバスターを数度放つ。 いくつかのレプリロイドは空中で爆発したが、多数がエックスを囲むように着地した。 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 00 45 02.87 ID QKVImtFz0 「あなた達は、自分が何をしているのか解っているんですか!?」 自分の周りを囲む、人型にエックスは叫んだ。 しかし、レプリロイド達はその声を無視し、じりじりと歩み寄って方陣を形成する。 「ニクムベキ……ニンゲンに……」 レプリロイドの一人が呟く。 「オレタチを……ジユウに…………」 その右手側のレプリロイドも同調して、顎にあるスピーカーから言葉を吐き出した。 「オレタチは……」 囲む全ての人型が唱和する。 「ニンゲンのドウグじゃナイ!!!!」 ――そして、掴み掛かった。 『言語中枢に問題があります』 エックスは、敵と仲間、双方の声を聞きながら、背後に迫るレプリロイドの頭部を打ち抜いた。 頭部を失った人型が地面に落ちるより先に、左から迫る人影にチャージ無しのバスターを浴びせる。 仲間がやられても気にしない愚鈍なレプリロイドは、仲間の死体を踏み越え、飛び掛る。 エックスは舌打ちしながら、数度バスターを放ち、暴走する人型をスクラップにかえた。 武装もしていないレプリロイド達は、一太刀も浴びせることなく地に沈む。 背後から急襲するレプリロイドが、鉄色の胸部に数個の風穴を空けられ、彼の死を最後に戦闘は終了した。 「このレプリロイド、本当は土木用のなのに……」 『暴走する原因は不明のままです』 『感傷に浸る暇は無い。エックス、直ぐに破壊活動をしているイレギュラーを停止させてくれ』 今しがた戦闘をした数キロ先の高速道路に、轟音が響く。 「……了解」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 00 48 43.45 ID QKVImtFz0 エックスは疾走を再開し、現場へと向かった。 この辺りは複雑に入り組んでおり、二車線の道路が何重にも引かれ、一種の迷路となっている。 その迷路に端々で、非武装のイレギュラー等が陶然と立っていた。 「また……」 エックスは煮えきれぬ思いを胸に感じながら、レプリロイドがこちらに迫る前に射殺する。 上下左右に銃撃し続け、8匹目を処分したエックスの顔が黒に曇る。 『ハチ型戦闘ヘリを確認』 闇の空から爆音。ローター音と死を撒き散らす、大型ヘリが真正面に現れた。 「救助ヘリの償いはしてもらいます!!」 エックスが駆ける。 その姿に多数のミサイルが向かった。ヘリに備えられた武装の一つ、ミサイルポッドである。 煙の尾を引きながら迫るミサイルに怯えず、エックスは走りながら銃撃。 見事ミサイルを打ち抜き、目標へ届く前に爆発した。 ヘリとエックスの距離が狭まる。 ヘリは気にせず再度ミサイルを発射し、加えて二門のバルカンで弾幕を張った。 弧を描くミサイルはまたもや撃墜され、嵐のような弾幕は走り続けるエックスの身体に虚しく弾けるのみ。 更に距離がせまる。 分が悪いと悟ったのか、ヘリが急上昇しようとしたが、もう遅い。 ヘリの攻防を備えた銃撃に打ち勝ったエックスの青いボディが、ハチ型ヘリのコックピットまで飛び上がった。 「落ちろ!!」 エックスのバスターが輝く。 右腕の周囲に光が生じ、同時に収束する。 少年の武装に備わった機能――太陽エネルギーを溜め、膨大な威力の砲弾を撃ち放つ――チャージショットだ。 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 00 50 05.86 ID QKVImtFz0 巨大な光弾はハッチ部分に直撃し、パイロットを操縦席ごと粉砕した。 操作を失うヘリは、自らが斃した救助ヘリと同じく、錐揉みしながら落下する。 巨体は高架にぶつかり爆発。そして、エックスが道路に着地した。 『お見事。そうでなくてはな』 ライト博士の誇らしげな声が、エックスを賞賛する。 ヘリを撃墜したエックスは、現場へ急ぐ。 数分ほど駆け抜けると、巨大な駐車場が視界にひらけた。 「……ここか」 『イレギュラー集団を確認』 駐車場の中央に、多数の人影が集まっている。 土木用などの非武装レプリロイドは、駆けつけたエックスを見ず、全て天空へ頭部に向けていた。 その行為に疑問を持つエックスに、答えは直ぐに来た。 少年の上空から。 『なんて事だ……』 こわばるライトの声が、胸から聞こえるが、エックスの耳に届いたかは解らない。 『第7空挺旗艦デスログマーを確認』 鳥の要塞が舞い降りた。 「ヒャーッハッハァッ!!」 呆然とするエックスの前に、狂声を放つ影が現れる。 デスログマーから飛び出した、紫のカラーの装甲。右肩に砲台を乗せた、異形の存在。 「……ヴァヴァ!?」 『元イレギュラーハンター第17特殊部隊所属、VAVAを確認』 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 00 53 24.69 ID QKVImtFz0 エックスの沈痛な声に、パープルカラーのボディを着込む、ショートカットの少女の顔が喜悦に歪む。 「よう、エックス」 ニタニタと笑みを浮かべ、ヴァヴァは少年の身体を眺めた。 「元気にしてたかよ? え?」 人懐っこい声をかけながらも、狂気溢れる顔を貼り付けた少女は、エックスの周囲をくるくると回り始めた。 「こんなとこで再開するとはなぁ。ラッキーだよ。ん? あぁ、ラッキーか」 『言語中枢に問題があります』 「ヴァヴァ……なんでここに?」 エックスは掠れる声を上げ、任務中ということも忘れ、その場で立ち尽くす。 無線から声が聞こえるが、少年は完全に聞いていなかった。 「幽閉されてた時は、寂しかったぜぇ。砂糖みたいに甘ちゃんの、可愛いお前に会えなかったし――」 ヴァヴァが回るのを止める。 「――殺しができなかったしなぁ!!」 突然、少女の右肩が光り、砲門がデスログマーの到着を待っていたレプリロイド達に向けられる。 連続する発射音。エネルギーを弾丸にしたマシンガンがイギュラーを蹂躙した。 ズタズタに引き裂かれるレプリロイド達。仲間に攻撃されてるにも関わらず、機能停止するまで、黙したままエネルギーの洗礼を受けた。 「スッキリしたな。やったね」 破片だけの存在と化した集団から興味を無くし、ヴァヴァはエックスに向きなおる。 「さて、次は……」 「どうして!?」 ヴァヴァの興奮に満ちた声を、少年の張りあげる叫びが打ち消した。 「どうして? いったい、どうして!? ヴァヴァが!!」 きょとんとするヴァヴァ。 「んん?」 「一緒に戦ってきたヴァヴァが……何で。友達のはずのヴァヴァが……どうして」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 00 56 46.92 ID QKVImtFz0 「あぁ」 ヴァヴァが合点がいったような声を上げ、頷く。 「お前、オレが『壊れた』事を知らないんだな。そうするとオレが本部に監禁された事もしらないんだろ? でも、なんでかな?」 「壊れた? 監禁された? 何を……何を言ってるんだ!?」 エックスは顔に手を当て、突然の同僚の狂った近況報告に混乱する。 「オレはなぁ、殺しが好きで好きでたまらなくなったんだよ」 ニタリとするヴァヴァ。 「理由はしらねぇ。原因は何かな? どうしてだろうなぁ。解らないねぇ」 侮蔑にもとれる、ヴァヴァの言葉。そして、ますます混乱するエックス。 「どうでも良いさ、そんな事。好きになったものは仕方が無い。壊れた後、オレはすき放題やったさ」 「ヴァヴァ……」 「だが、本部はオレのささやかな趣味を容認しなかった。それで汚い牢獄へ」 摩天楼が並ぶ都市に、遠い目を向けヴァッヴァが語る。 「そんでもって、ある計画が、あるある奴に聞いた。オレはそれに乗り、素敵な今の現状さ」 「計画?」 「レプリロイドのための世界を創造するだとよ。今、流行の新世界ってやつさ」 ヴァヴァは丁寧にも答えを与えた。 「オレは、それにはどうでも良い。ノータッチだ。だが、人間や反抗分子は皆殺しにして良いと言われてなぁ」 今まで以上の、狂気の笑みを浮かべ、狂える少女――ヴァヴァが言う。 「乗るしかないだろうぅ? ハッハッハッ……ヒャーハッハッハッハッハッハッ!!!」 「やめて、ヴァヴァ」 エックスが耐え切れなくなり、顔をヴァヴァから逸らす。 ヴァヴァも耐え切れなくなり、エックスを見つめながら笑いを上げ続ける。 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 00 59 06.97 ID QKVImtFz0 「うん。オレにしてはよく喋った。疲れたし、お話はおしまい」 急に、ヴァヴァは笑いを止めた。 右腕が上がり、自身の後頭部にかけられる。 「次は殺し合いだろ? きっと楽しいだろうなぁ、お前とは」 跳ね下がるマスク。これもまたパープルカラーのヘッドギアが、ヴァヴァの少女の顔を覆った。 「死にな、エックス」 元同僚であり、少年の友人であるはずのヴァヴァは、少女特有の愛らしい声色で死の宣告を吐いた。 「ヴァヴァ!?」 仲間との戦闘に青ざめるエックスに、飛び上がったヴァヴァの膝が打ち込まれた。 腹部を押さえるエックスの側頭部に、鋭い回し蹴りが迫る。 回避することも忘れ、エックスはそれを受け、コマのように回転しながら吹き飛んだ。 「あれれ? おかしいな、綺麗に決まってしまった。これじゃイジメじゃないか。これは詰まらない」 ヴァヴァは不思議そうに首を傾げ、倒れるエックスに踵を落とした。 「ぐっ……ヴァヴァ……」 痛みに顔しかめるエックスに、苛烈な追い討ち。 ヴァヴァの爪先が、エックスの顎を蹴り飛ばし、エックスが空を舞う。 「こらこら、いい加減にしてよ。これじゃ、さっきのゴミと変わらない。ヴァヴァは失望しました」 落下するエックスの身体が地面に付く寸前に、ヴァヴァは青いボディに向け、彼女の武装である砲台を放つ。 エネルギー弾によって、エックスの身体は加速し、数メートル先の道路にやっと着地した。 「優しいオレは、お前に選択肢をやろう。二つな」 「き、聞こうかな……」 エックスは息も絶え絶えに、しかし少しだけ微笑んで答えた。 ヴァヴァも頷き、指を二本立てた。 「一つは、オレと戦って死ぬ。グレイト! もう一つは、オレと戦わず嬲られ死ぬ。これはあんまりお勧めしないかもな」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 01 02 36.90 ID QKVImtFz0 聞き届けたエックスも、震える指を一本立て、ヴァヴァに提案した。 「三つ目に、ボクとここで仲直りして、一緒に……がっ!?」 エックスの顔面に素早く蹴りが入り、発言を阻害する。 「ごめんね。それは」 ヴァヴァは、意外にも優しげな声を出し、 「つまらない!!!!」 吼えながら、右肩のマシンガンを放った。 倒れ伏すエックスが、解き放たれたエネルギーによって踊る。ヴァヴァが好む死の舞踏だ。 数秒間続く掃射は、余すことなくエックスに突き刺さり、ブルーの装甲を引き剥がす。 『エックス!? エックス!? 応答しろ、ロック!!』 『隊長。装甲値が危険です。退避を』 悲痛と危険を知らせる報告の無線は、着弾音によって掻き消され、エックスの耳に届かない。 「なんとつまらない。これは非常につまらない」 ヴァヴァは、本当に失望したように首を振った。 「オレのライドアーマーを投下しろ」 少女の薄い胸付近に装備された無線を使用して、上空の達観する要塞戦艦に命令した。 戦艦の巨大なハッチが直ぐに開き、落ちる大きな物量を持つ物体が、ヴァヴァの付近へ。 その影が、駐車場に乱立する照明によって露わになる。 「オレのお気に入りさ。知ってるだろ?」 土木作業用の二足型車両――ライドアーマー。 もともと兵器では無いが、二本のアームによる腕力は、ヴァヴァのサディスティックな喜びを満足させるには十分な玩具だ。 「失望させた礼と、お仕置きだ。良い子だが悪い子のお前を、地獄に送ってやろう」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 01 04 17.82 ID QKVImtFz0 甲高い駆動音を放ち、ライドアーマーの野太い両腕がエックスを掴みあげる。 「さようなら、ね。エックス……もし、もし壊れてなかったらの話だけど、オレは………」 けたたましい音に遮られ、少年はヴァヴァの独白を最後まで聞き取れない。 絶望を顔に滲ませたエックスは、そんな事にも気づかず、段々と締められるアームによる痛みさえも感じなかった。 「ヴァヴァ……」 『エックス!!』 『先刻からの報告を再度報告。装甲値が危険です。退避を』 呼応し、突き進んだのは何だったのか。 槍のように鋭いエネルギー弾が、ヴァヴァのライドアーマーの右腕を吹き飛ばした。 「お前ぇ……」 突然の横槍に、ヴァヴァが静かな怒りの声を漏らした。 「悪いな。楽しそうだったが、見ていられなかったんでな」 猫の耳のように飛び出したメット。全身が真紅に染まる乱入者。整えられた金色の長髪を持つ少女。 「特Aが何のようだぁ!? みれば解るだろ。オレは、こいつと楽しくやってるんだよ! 何のつもりだ!!」 ヴァヴァはたたみかけるように、沸騰する不満をぶつけた。 「――えぇ!? ゼロォ!!!!!」 『特A級イレギュラーハンター、ZEROを確認』 『ゼロ!! た、助かった……』 「よう、エックス。無事か?」 三者に名前を呼ばれた少女は、シニカルな笑みを満身創痍のエックスに投げかけた。 「遊びの時間は終わりだぜ、ヴァヴァ。今度は俺が相手だ」 「ゴミ風情が……調子付くなよ」 ゼロは打って変わり、ヴァヴァに鋭い視線を浴びせ、バスターの銃口を向けた。 対するヴァヴァは舌打ちし、残ったアームを振り上げる。 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 01 06 55.82 ID QKVImtFz0 「だが……」 振り上げたが、そこでヴァヴァは呟く。 「オレは、ここまでは許可されていない。第一……時間切れだ」 「あぁ、そうかい。なら消えな。あのデカイのを引き下げて、今すぐに」 バスターではない腕が、夜空をバックにした戦艦を指す。 「だが、今回はやむをえなく退くだけだ。次はお前も殺す。必ず、絶対に、解体してやる」 『言語中枢に問題があります』 凝縮した怨嗟の声にゼロは鼻を鳴らし、取り合おうとはしない。 「ヴァヴァ……ゼロ?」 意識を取り戻したのか、エックスが苦痛に呻きながら起き上がろうとする。 あわててゼロがその身を支え、ヴァヴァに向き直った。 「やぁ、エックス。次にオレ達が会う日は、記念日になる。何の日か解るか?」 「下衆が……」 真意を汲み取ったゼロが、自分の腕に抱かれる少年の代わりに答える。 「いかないで、ヴァヴァ。ボク達は……」 「再開の日が、お前の死刑執行の日になる。そうすれば、お前のAIチップはオレの宝物になる。ずぅぅぅっと。そう、ずっと一緒だ」 デスログマーが地表近くまで降下し、少女と巨体に向けハッチが開く。 ライドアーマーが飛び上がり、ヴァヴァは要塞へと格納された。 「ヴァヴァ……」 「エックス? おい、エックス!? マジかよ……」 『エックス!? まずい、ロック!? ロック!?」 ハッチが閉まる寸前まで空に響いたヴァヴァの哄笑と、ゼロとライトの焦る声に包まれ、エックスは再度意識を失った。 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 01 10 34.77 ID QKVImtFz0 「お前、良い奴だな。エックス」 「君はその甘さによってB級だが……私はそんな君の甘さは嫌いでは無いよ」 「……どうも……エックス」 「ロック、ありがとう。本当にありがとう」 「礼を言うぜ、エックス」 「感謝」 「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」 「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」 「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」「エックス」 「エックス。オレはお前が好きだぜ」 「だから」 「死ね」 「エックス!!!」 誰の声だったのか。 エックスは跳ね起きて、悪夢から覚醒した。 「エックス!? 良かった、もう目覚めないかと……」 両目に涙を溜めたライトの姿が、エックスのベッドに立っていた。 「博士……」 声の正体はライト博士だったのか。そんなことを考えながら、エックスはベッドから這い出る。 「どのぐらい寝てたんでしょう……?」 辺りを見回しながら、エックスが尋ねる。 飾り気のない白い壁と、必要最低限だけの家具が視界に入った。 「ざっと、半日ぐらいかな。一時は危ないところだったんだぞ。いや良かった、本当に」 見回し、ここが自分の寝室だと解ったと同時に、ライトが答えた。 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 01 17 19.88 ID QKVImtFz0 「……半日」 ライトの言葉を吟味しながら、考え込むエックス。 「イレギュラーは!? ヴァヴァは!? いったい、何がどうなってるんですか!?」 そして、己の考え付きに、息を呑んだ瞬間にライトの両肩を掴み激しく詰問した。 「お、落ち着けエックス」 「落ち着いていられません!! なんとかしなきゃ……作戦というのはどうなってるんです!?」 肩を激しく揺らし、普段のエックスらしくなく声を荒げる。 「落ち着け……エックス」 逆にライトはなだめるように声を静めた。 両腕を、少女の小さな肩から離すエックス。 「レプリロイドのための世界だな……。最悪な状況だよ。これを見てくれ」 ライトが近くにある端末を操作する。寝室の天井からスクリーンがせり出し、映像が投射された。 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/06(金) 01 24 17.35 ID QKVImtFz0 <第9レンジャー部隊>スティング・カメリーオ <元第6艦隊所属>ランチャー・オクトパルド <第17部隊所属特A級ハンター>スパーク・マンドリラー <第17部隊所属特A級ハンター>ブーメル・クワンガー <元第13極地部隊所属特A級ハンター>アイシー・ペンギーゴ <元第4陸上部隊隊長>バーニン・ナウマンダー <第7空挺部隊元隊長>ストーム・イーグリード <第8機甲部隊元隊長>アーマー・アルマージ ハンター着任当時の証明写真と共に、様々な顔が現れる。 全て、エックスと同じ職場のレプリロイドだ。面識がある者、友人、恩人、それらがスクリーンに描かれた。 「これは?」 エックスが、怪訝な顔してライトに振り返る。 「まさか、今回の事件の被害者ですか!?」 「いいや………」 驚愕の顔と反対に、苦渋の顔したライトが否定する。 白衣の少女は、これから最悪の事態をエックスに告げなければならない。 ――目前の少年にとって最悪な。 「…………この事件を引き起こしているレプリロイドだ」 「……………………は?」 「本部は彼等をイレギュラーと認定した。彼女等は、君の――」 「博士?」 「――敵だよ」 「う、ソ………で…す、ヨね」 「残念ながら」 ――排除すべきイレギュラー、残り8体。
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注意:このページにはネタバレが含まれています。ご注意ください。 流星のロックマン3 バージョン 流星のロックマン3ブラックエース 流星のロックマン3レッドジョーカー ニンテンドーDSシリーズ専用ソフト 発売日:2008年11月13日 希望小売価格:4,800円(税込5,040円) プレイ人数:1人(セーブデータは2個) ジャンル:ブラザーアクションRPG バージョン:2 概要 流星のロックマン3はシリーズ第3作目となる。発売日は2008年11月13日。今作は前作と同じ2バージョンで発売される。ストーリーは、いきなり地球の危機に直面するところから始まっている。また、流星のロックマン1/2とは大幅なバトルシステムの変更がある。 ストーリー 終末へ向かう世界、 物語はクライマックスから始まる。 地球に接近する巨大流星「メテオG」の脅威 世界に頻発する電波ウィルスの凶暴化やノイズ率の上昇によるシステム の暴走。果たしてその原因は何なのか? 事態の解決に奔走するスバルやサテラポリス達の頭上に、とてつもない 存在が現れる。 ― 謎の巨大流星「メテオG」 メテオGの地球への接近に伴い、ノイズの影響によって崩壊をはじめる 電波世界。はたして、スバル達はこの巨大流星を食い止めることが できるのか? そして、メテオGを地球へと導いた者は一体誰、そしてディーラーは何をしたいのか!? ノイズ ノイズについて ノイズの原因地球に接近する巨大隕石「メテオG」によるもの。 ノイズチェンジ メテオGの強力かつ邪悪なノイズは、ロックマンにも影響を与えてしまう。だが、スバルとウォーロックはそのノイズの力を我がものにして•••突然変異。かつてない姿へと変身を遂げる。また、ノイズチェンジは皆、以前戦ったFM星人の姿に似る。 ノイズチェンジの例ジェミニノイズ キグナスノイズ リブラノイズ オックスノイズ オヒュカスノイズ キャンサーノイズ ノイズ率がバトルに及ぼす影響 ある条件を満たすと、ロックマンはノイズの影響を受けて外見が変化する。外見の変化に伴って性能の変化も発生するが、これらの変化(ノイズチェンジ)にはノイズ率が大きく関わっている。 ノイズ率の変化 ノイズ率は暗転しない無属性カード攻撃でウィルスをデリートしたとき、そのオーバーキル分(「カードの攻撃力」から「デリート時の敵のHP」を引いた値)だけ上昇する。ノイズ率は時間の経過とともに徐々に低下するので、デリートするタイミングなども関わってくるぞ。 ノイズチェンジの流れフォームアウト ↓ カラーアウト→カラーアウトx2=マージアウト ↓ NFB(ノイズフォースビッグバン)その変身タイプが持つ全ての能力が開放され、カウンター時にはNFB(ノイズフォースビッグバン)が使用可能になる。 弱点属性の発現カラーアウトでは弱点属性も発現してしまう。 弱点属性の攻撃を受けるとノイズ率が0%に低下、フォームアウト形態に戻ってしまう。 ノイズ率200%オーバーでファイナライズ!!!ノイズ率が200%を突破している状態でカスタム画面に入ると、流星サーバーへのアクセス確認を行うポップアップが表示される。流星サーバーへアクセスすると、カラーアウト形態からファイナライズ形態であるレッドジョーカーかブラックエースへ変身を遂げる!なお、流星サーバーにアクセスすることでバトルカードフォルダが自動的にファイナライズ時専用のものとなる点も見逃せないポイントだぞ。 ノイズの影響でリザルト画面も変化!?ノイズ率が100%を超えた状態でバトルを終了すると、リザルト画面が赤いカラーに変化する! なんとノイズの突然変異により、ゲットデータが倒した敵と関連しない全く別のデータに変化するのだ! マージアウトノイズ同士が合体するとマージアウトになる。これも弱点攻撃が当たるまでは解除されない。 ブライノイズ ブラザーとも縁を切り、孤高の力を手にしたロックマンの姿。変身方法:ブラザーと縁を切る(ライバルノイズやブラザーデータを削除。その状態でノイズチェンジ。 ノイズとの同調を手に入れたブライ ブライはロックマンと同じノイズとの同調を手に入れてしまった。出現方法は「ノイズ改造ギア」に入っている“レゾンカード”を入力し、リアルブラザーとチームを組んだ状態にすると、メテオサーバのコントロール装置の電脳にブライZZが出現する。 強さはものすごく強い。 究極変身 ノイズ率の上昇によって極限状態のノイズと同調できた電波体は、「ファイナライズ」と呼ばれる現象を起こす。 ノイズの力をコントロールし、ノイズ流星メテオGのサーバーへアクセスできる存在となる。すなわち究極の変身である! ノイズ率が200%を越えたとき、カスタム画面に流星サーバーへのアクセスポップアップが出現、アクセスすることでファイナライズが可能となる。実はロックマンだけではなくアシッド・エースもファイナライズが可能であるがかなりの体力を消耗する。 エース,ジョーカーPGM エースPGM(プログラム)とはノイズコントロールシステムのこと。装備するとバトル画面右上にノイズ率が表示されるようになる。また、ノイズ率200%を超えるとブラックエースに変身できる。 ジョーカーPGMとはノイズコントロールシステムのプロトタイプ。エースPGMに対抗するためサテラポリスが開発した。だが、エースPGMとは違い、ノイズを完全にコントロールはできなかった。その存在はサテライトサーバーの奥深くに封印した。 漆黒のエース ロックマンがノイズコントロールシステム「エースプログラム」によって ノイズと同調し、ファイナライズを遂げた姿。 黒いボディに赤いノイズの翼をまとい、超速で空中戦を制するまさに 漆黒のエースである。 ブラックエース その見た目の通りブラックエースは空中戦を得意とし、パネルの状態に影響されずに戦うことができる。そして、流星サーバーからダウンロードできるバトルカードは規格外の破壊力。ウィルスレベルではひとたまりもないだろう。 必殺技NFB(ノイズフォースビッグバン)はブラックエンドギャラクシー。巨大なブラックホールで敵を包み込み、超スピードの斬撃で敵を一掃する。 紅蓮の劫火、レッドジョーカー ノイズコントロールシステムのプロトタイプとして、サテラポリスによって開発された 「ジョーカープログラム」。しかし、ノイズの暴走性を完全に制御することはできず、 その存在はサテラポリスのサーバーの奥深く封印されたという。 彼らがコントロールしようとしたノイズの力とはなんなのか? その正体は流星サーバーと呼ばれる、強力なデータが格納されたノイズで構成 されたサーバーだと言われている。 この“ノイズによってのみ通信できる特殊なサーバー”へのアクセスシステムこそが、 「エース」と「ジョーカー」なのである。 レッドジョーカー ロックマンがノイズコントロールシステム「ジョーカープログラム」によってノイズと同調し、ファイナライズを遂げた姿。 必殺技NFB(ノイズフォースビッグバン)はレッドガイアイレイザー。 赤いノイズがレーザーとして照射され、そのノイズが生み出す 核融合エネルギーが大爆発を起こしバトルフィールドを焼き尽くす。 彼らがコントロールしようとしたノイズの力とはなんなのか? その正体は流星サーバーと呼ばれる、強力なデータが格納されたノイズで構成されたサーバーだと言われている。 この“ノイズによってのみ通信できる特殊なサーバー”へのアクセスシステムこそが、 「エース」と「ジョーカー」なのである。 ノイズ率 ノイズチェンジの条件はエースPGMをつける。また、画面右上にある「ノイズ率」が高まるほど、姿が変わっていく。 トランスコード 今回のロックマンへの変身方法はお馴染みの「電波変換星河スバル、オンエア」ではなく新しく「トランスコード!シューティングスターロックマン!!」と変わっている。この「トランスコード」というのはサテラポリスに登録された番号なのだ。ちなみにロックマンのトランスコードは003。 バトルシステム 今回からはエグゼが思い起こされる、新視点「サイドカメラ」が加わった。また、カスタム画面も大きく変化した。また、上記でも説明したが、ノイズ率が200%を越えたとき、カスタム画面に流星サーバーへのアクセスポップアップが出現、アクセスすることでファイナライズが可能となる。 ゲーム全体 ハンターVGによりトランサー、スターキャリアよりも使いやすくものとなっている。 登場人物など 集団 WAXA関係 WAXAニホン支部かつてはNAXAと呼ばれていた。現実的にはNASAのようなものだ。WAXAは世界各国にある。 サテラポリスWAXAニホン支部内にある電脳警察。いろいろな電波犯罪に立ち向かう。 仮WAXAWAXAがメテオGの光線により、やられたときにシーサーアイランドに作ったのが仮WAXAだ。ここのメインコンピューターはWAXAのコンピューターに匹敵するほどのスペックがある。 ディーラ関係 ディーラ発達した電波テクノロジーのスキをつき、様々な悪事を行う犯罪組織!!リーダーのキングを中心に、全員が天才的頭脳を持ち、電脳警察サテラポリスも手出しができないようだ。また、暁シドウも以前はディーラの幹部であった キング財団ディーラの表の姿。中身は遊園地を建設したり、児童養護施設を建設するなど子供たちのためにしている財団である。 ディーラ児童養護施設キング財団(ディーラ)が建設した施設である。だが中身はディーラの優秀な人材を集める目的で建設された。時には子供たちを犯罪に向わしたりして多くの子供が亡くなった。ジャックやクインティアはここでキングを父親のようにして育てられた。 味方 星河スバルウォーロック =ロックマン(003) 牛島ゴン太オックス =オックス・ファイヤー(005) ソロラプラス =ブライ 響ミソラハープ =ハープ・ノート(004) 暁シドウアシッド =アシッド・エース(001) 敵 ミスター·キング天才科学者であり、世界中に広がるキング財団の設立者。しかし裏の顔は、ディーラーのボス!! ハートレスキングの助手役。だが本来の目的は星河大吾を救うためにキングの助手役についた。 ジャック姉のクインティア以外には心を開かない、残忍で乱暴な少年。スバルが危機の時にクインティアとともに進んでスバルの救出にあたった。コーヴァス =ジャック·コーヴァス クインティアおとなしく冷静な性格。「メテオGを地球に落とすという」レゾンのため、弟と犯罪を繰り返す!!また、暁シドウとは元恋人ヴァルゴ =クィーン·ヴァルゴ ※( )はトランスコードの事。 主なノイズについて クラウンノイズNFB「サンダーボルトブレイド」このNFBは流星2のベルセルクのKFBに似ている。技はほぼ同じだ。 キャンサーノイズNFB「ダイナミックウェーブ」巨大な津波が、奥に向かって突進!!相手に逃げる術はほとんどない、驚異の技!! リブラノイズNFB「メテオライトバレッジ」ロックマンが上空へジャンプ!エリアほぼ全域に、エネルギー弾を叩きつける!! オックスノイズNFB「アトミックブレイザー」これも前作のダイナソーのKFBに似ている。技もほぼ同じ。 ウルフノイズNFB「エレメンタルサイクロン」これも前作のシノビのKFBに似ている。技もほぼ同じだ。 Wi-Fi 流星3ではWi-Fiも強化!!相手の条件を選べることができる初心者でもOK!! チャットもできる簡単な会話で友達を作ろう。 Wi-Fi対戦乱入「国内の誰かと対戦」でその接続中に20回以上バトルすると、以後のバトルで1/4の確立で「グレイブジョーカーRR」と「アシッドエースBB」が出現する。HPはグレイブジョーカーRRが4000、アシッドエースBBが3500。 小ネタWi-Fiをしたとき暁シドウが「サテラポリスへようこそ」やバトルのとき「ライドオン」などのボイズも入っている。 注意DSiの接続設定4以降(高度な設定)は利用できない。従来どおりのWEPを使うしかない ノイズ改造ギア 「ノイズ改造ギア」とはロックマンを強化できるツールである。やり方は前作ででたTCS(タッチコマンドシステム)と同じだが今作ではタッチしたところが見えないなど対策がしてある。 最強のボス 最強のボスはΩ(オメガ)ボスではなく、Σ(シグマ)ボスだった。 コマンド あるバトルカードを組み合わせたり、どこかのキーを押すと隠し技が発動する。スマイルコイン系自分のHPに0以外で同じ数字が並ぶと、最大9ヒット攻撃になる。 シャークカッター系通常は縦に並んで進むサメが、上を押しながら進むと横に並んで進む。 ダブルストーン系使用時にカード名表示中に十字ボタンを押すと、その方向で設置場所が変化する。 クイーンヴァルゴ&ジャックコーヴァスこの2種が一緒にカスタム画面にあると、ジャックは6発攻撃に、ヴァルゴは攻撃範囲が伸びる。 ウイングブレード 技を発動時に、LLRを押すとソード攻撃、RRLを押すとバルカン攻撃をしてからウイングブレードが繰り出す。 漫画 月刊コロコロコミック(小学館)に流星のロックマン3の漫画が載ることが決定した。作者は、いままでロックマンエグゼシリーズの漫画を手がけていた鷹岬諒先生です。漫画はコロコロコミック12月号(11月15日発売)の付録の漫画にある。 外部リンク 流星のロックマン3公式ページ 流星のロックマン3を買うブラックエース(e-CAPCOM) レッドジョーカー(e-CAPCOM)
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224 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/08(日) 00 18 35.21 ID Hh3oKoTN0 「こいつがイレギュラーになったって、聞いてな。信じられなくて、本人のとこまで行った訳よ」 ゼロはクッキーを投げて、口で受け取ると、鷲型のレプリロイドを指差す。 「そしたら、なんだよ。脅迫されてるって言うじゃないか」 テーブルに置かれる菓子をもう一つ口にし、呆れたように肩を竦める。 イーグリードは口を挟まず、黙々とクッキーを食べ、一つをエックスに薦めた。 「イレギュラーに、お前の仲間を殺されたくなかったら、手伝えてっていうチープな脅し」 エックスは、アイの泣き顔とヴァヴァの狂笑を思い出した。 「イーグリードも馬鹿だぜ。用は、全部のイレギュラーを破壊すれば良い話じゃねぇか」 友を守ろうとする決意を目に宿しながら、朗らかに笑うゼロ。 だが、エックスは笑えない。マンドリラーやカメリーオは耳を貸さないのは、先ので解っているし。 ペンギーゴという悲劇もある。 ゼロの言っている、全部のイレギュラーは『どこまでなのか』。 イーグリードの言っている、仲間とは『どこまでなのか』。 親友でありながら、実は思惑が全く違うのではないか、そんな考えがエックスの頭をよぎる。 「ま、俺とエックスがいるんだ。安心しな」 自分に配られたクッキーを全て食べ、ゼロはソファから立ち上がり、目を線にして背伸びをする。 「ここって、風呂あったよな? 借りるぜ」 イーグリードは、親指で左の扉を指し示し、ゼロは頷き、扉に向かった。 「………イーグリードさん」 自分の考えを彼女に言おうとするが、草原からずっと悲嘆にくれるレプリロイドは、その言葉を遮るように立ち上がる。 「あいつは………良い奴だ」 「…………えぇ」 「………クッキー、食べてくれ。私のお手製なんだ」 イーグリードは遊覧室から、エックスから、『何か』から逃げた。 230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/10/08(日) 00 38 34.38 ID Hh3oKoTN0 「アルマージ………カメリーオ……ナウマンダー……クワンガー……マンドリラー……オクトパルド……」 船長室で声が、部屋の照明と同じ様に暗く響く。 「…………ペンギーゴ」 イーグリードの手の中で、簡素な電磁書類が大きく揺れる。 <第13極地部隊所属の元特A級ハンター、アイシー・ペンギーゴ 極地基地で死亡> 簡潔に書かれた情報。しかし、彼女にとっては簡単に受け止められるものではない。 「すまない……すまない……本当にすまない! みんなを助けると言ったのに! 助けると言ったのに!」 ――ウソツキ 「私を許してくれ! すまない………私は!!」 ――俺がお前を助けてやる。お前の仲間も皆、全員助けてやるよ。 「ゼロ……」 ――だから、イレギュラーに手を貸すのをやめて、一緒に来い!! 「ゼロ……」 ――その前に、俺達。親友……だろ? 「あぁ、そうだな……」 はにかんだ様に笑う赤いレプリロイドの事を思い出しながら、その親友はもう一つの書類を見た。 <特A級イレギュラーハンター、ZEROを処分すれば、破壊されたイレギュラーは全て復活してやる> 「誰かの為に誰かを殺す……仕事上、慣れてはいたが。………親友か」 ――俺がお前を助けてやる。お前の仲間も皆、全員助けてやるよ。 「ペンギーゴ達は私を許さないだろう……だが、お前なら私を許してくれる――親友だからな」 悲嘆にくれる鷲型レプリロイド、ストーム・イーグリード。彼女が、初めて笑った。 236 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/08(日) 00 58 51.82 ID Hh3oKoTN0 「泣けるぜ」 故障中と札が貼られた浴場の門を前に、ゼロが途方にくれた。 「あーあ。エックスに背中流してもらおうと、思ったのにぃ」 「残念でした。馬鹿いわないで、部屋にもどろ」 ニヒヒと笑う少女に、エックスはため息を吐いた。 「ねぇ……良いの?」 「ん? 何が?」 遊覧室での一件を言おうとするが、エックスはなかなか言葉に出来ない。 どう言えば良いのか、あまりに難しい事でエックスは途方にくれた。 「いいね……ゼロは。悩みなんかなくて。あぁ! だからゼロなのか」 結局、言葉に出来たのは憎まれ口だ。 「おいおい、俺にだって悩みぐらいあるぞ」 「へぇ。どんな事だろ? ボクは力になれる?」 むー、と悩む彼女を見て、意外そうにエックスは問うた。 「そうだなぁ……微妙だな」 悩んだ後、自分の薄い胸に視線を落とし、ゼロは言った。 「もうちょっと、胸があれば良いなぁって思ってたんだが……おい、エックス。ちょっと、俺の胸を」 「では、失礼」 エックスは微笑み、自分に与えられた部屋へとダッシュした。 「おい! おい、エックス!! おーい! ちっ……何だよ、貧乳は嫌いってか」 廊下を駆け抜けるエックスの背中を見ながら、ゼロはこれからどうするか悩んだ。 「俺も部屋に戻りましょうかね……」 自らも部屋に戻ろうとした時に、平坦な声がかけられる。 「ゼロ……少し、良いか」 「何だよ、イーグリード。お前が俺の悩みを解決してくれるのか」 親友――ストーム・イーグリードが廊下に立っていた。 「甲板まで来てくれ………大事な、話がある」 242 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/08(日) 01 23 59.42 ID Hh3oKoTN0 「博士に連絡した方が、良いのかな」 自分の部屋に逃げ込んだエックスは、長いことライトに連絡を取っていない事に気付く。 胸から無線機を取り外し、エックスはライトの研究所にコールした。 「もしもしー、エックスです。ライト博士?」 『32時間と41分27秒ぶりだな、エックス君』 地獄に通信してしまったのかと、エックスは番号を確認したが、打ち間違いは無い。 「こんばんはー、エックスですー」 『32時間と41分27秒ぶりだな、エックス君』 混線したという可能性を考えたが、無線に異常は無い。 「こ、こんばんはー」 『32時間と41分27秒ぶりだな、エックス君』 留守番電話という可能性も考えたが、どうやらそうではなさそうだ。 「は、博士?」 『32時間と41分27秒ぶりだな、エックス君』 「ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさーい!!」 『解れば良いんだ………全く。この事態で定期的に連絡をよこさないとは、君もなかなかやるね』 「……す、すみません。って、また泣いてるんですか?」 心なしか、ライトの声色は涙声になっていた。 『な、泣いてなんかいない!』 「じゃあ、連絡したんで、切りますね。おやすみなさい、博士。良い夢を」 疲れたような顔をして、エックスはベッドに飛び込もうとする。 『切らないでー。丁度良いし、ヘッドパーツあげるから』 「…………何言ってるんですか、あなた」 博士との会話を終え。ベッドに潜り込むエックス。疲れのため、直ぐにでも眠れる事ができそうだ。 ゼロとイーグリードの事を思い、エックスは意識を落とした。 251 名前:Irregular s Elegy[] 投稿日:2006/10/08(日) 01 58 59.14 ID Hh3oKoTN0 眠りに落ちるエックスを叩き起こしたのは、目覚ましでも悪夢でも無い。 爆音、風切り音、そして旗艦デスログマーを揺らす衝撃だった。 「な、なにが………」 驚き、毛布を跳ね除けながら起きるエックス。衝撃は断続的に起き、今もなお機体を揺らす。 「まさか……!」 ゼロとイーグリードの事を思い出し、そして最悪の可能性に気付く。 責任強く、最後までマンドリラー等を説得した彼女。 仲間を思い、イレギュラーに一度は落ちた彼女。 「ゼロ……! イーグリードさん!!」 二人の考えは違っていた。全く、違っていた。 ゼロは、イレギュラーを『イーグリードの仲間』として数えていない。 イーグリードは、全てを『仲間』として数えている。 エックスは、寝室の扉を蹴破るように出て、轟音の発生場所に向かう。 走る最中、廊下の丸窓の景色を見る。上空に黒い雲。激しく降り注ぐ雨粒。 デスログマーは高度を落としているのか、窓と船体を雨が叩いてた。 急いで、二人の居場所を探すエックス。 またもや、大きな衝撃がデスログマーと足元を震わせた。 廊下の先にあった船長室に飛び込む。しかし、二人は居ない。 「……………これ……」 装飾品で飾らないがしかし美しさを魅せる――高価な机の上にある無造作に置かれた二枚の書類。 「アイちゃん、と…………これ……は」 書類の内容を流し読みしたエックスは、読み終わったと同時にその部屋を飛び出した。 「イーグリードさん!!」 405 名前:Irregular`s Elegy[] 投稿日:2006/10/08(日) 18 42 02.68 ID Hh3oKoTN0 船内であるはずなのに、突風が吹き荒れる。 「いったい何処に……!」 二人の姿を探し続けるエックスは、デッキに上がる為の屈強な扉が、削岩機に抉られたように空けられているのを見とめた。 デスログマーの甲板。通常の戦艦よりも数倍ある広い空間を持ち、それを挟むように巨大な対空砲が並んでいる。 そこで二つの影が、対峙する。 デッキ中心に居るのは、片膝を落とす赤きレプリロイド。左腕から濃赤の液体で、床を濡らし、身体中に擦傷を作っていた。 それに対するのは暴風。巨大な薄い赤の竜巻を纏った、鷲型の悪魔が羽ばたきながら空中に浮かぶ。 「………ゼロ!」 エックスが扉――であった物から飛び出し、仲間の元に駆け寄る。 ゼロは険しい顔を空とぶイレギュラーから離さず、横目だけでエックスを見た。 「……エックス」 いつ何時でも、冷静沈着、周囲から凄腕と恐れられていたハンターの声は、悲しみの感情でひび割れていた。 「イーグーリード……が……」 男のエックスより、男らしい物言いと態度を取る、あのゼロが少女の顔をする。絶望を突きつけられた――少女の顔で。 金色の髪が雨に濡れて顔に張り付き、突風がそれを散らす光景は、整った顔に似合っていたが、エックスはこんな形で見たくはなかった。 青いレプリロイドは隣の少女の肩を叩き、華奢な身体を後ろに押しやると、代わりにイーグリードと対峙した。 「イーグリードさん………」 「邪魔をするな……エックス。これは――親友との問題だ……」 呟きは、迸る突風で遮られる。鷲型のイレギュラーは背中に持つ大きな羽、それを羽ばたくだけで、エックスを後ろに吹き飛ばした。 イーグリードの顔は、日中のような悲嘆ではなく侮蔑の笑みに染まっていた。 親友という単語で、ゼロの身体が電撃を受けたように震える。 「………もうやめて下さい。ゼロは、ゼロは悪気があったんじゃないんです! ゼロはあなたを……!」 一瞬、空が光り、轟音。一筋の雷が落ちる。 407 名前:Irregular`s Elegy[] 投稿日:2006/10/08(日) 18 43 08.63 ID Hh3oKoTN0 「幼くして命を奪われたアイ君と、その他の仲間達………その埋め合わせ――貴様の死で償え!!」 そして、滑空した。 火花と散らし、聞き障りな鈍い音をたててゼロが宙に浮く。 エックスが声を上げるまもなく、甲板に叩きつけられた身体は、見るも無残だった。 猫の耳のようなメットは半分まで破壊されており、機能はほとんど使えない状態だろう。 胸部の装甲も毟り取られたように引き剥がされ、薄い乳房が露出する。 「はっはぁ!!」 イーグリードが両手をどうだとばかりに掲げ、勝ち誇る笑み。 先ほど気付いた事だが、ゼロは攻撃も防御も一切していないようだ。 それほどまでに、精神的なダメージが大きいのか。エックスは、やりきれないとばかりに首を振る。 「あの世で詫びろ……ゼロぉ!!」 そんな二人の思いなどお構い無しに、イーグリードは攻撃を放つ。 全ての物体を貫通する赤き竜巻――ストームトルネードだ。 エックスは自分の下で小さくなる身体を抱きしめ、受身も考えずに横に跳ぶ。 間一髪で、自然の削岩機の猛威から避ける事が出来た。 「くっ………どうすれば……!」 呻くエックスに、またも迫る小型の竜巻。 イーグリードのバスターから放たれる、ストームトルネードは鋼という障害物を知らない。 「さぁ、私を許せ! ゼロ! 私もお前を許してやる!!」 言いざま、荒れ狂う竜巻を放ち、エックス達をデッキの端まで追いやる。 雨はさらに激しさを増し、三者を雨粒で冷たくさせる。また、雷が鳴った。 「後が無いぞ、ゼロ! 貴様の生と同じ、後が無いぞ!」 自分の言葉に酔ってるのか、ケタケタと笑いながら空を舞うイレギュラー。 415 名前:Irregular`s Elegy[] 投稿日:2006/10/08(日) 19 11 18.95 ID Hh3oKoTN0 「ゼロぉ……しっているか……? 私の『仲間』のアイシー・ペンギーゴはなぁ、破壊されてしまったんだよ……!」 エックスの叫びなど聞こえなかったように、イーグリードは薄桃の唇から呪いの言葉を吐き出した。 ポニーテールが愉快そうに揺れる。 「お前が守るといったのにな……お前が全てを守ってくれると言ったのにな!」 全てを見下した笑みとは別に、彼女の言葉は悲しげに、そして全てを憎悪したかのように吼えた。 「イーグリード……俺は……」 エックスに抱きかかえながら、少女は空を見上げる。 どこまでも黒く。どこまでも暗かった。強い雨はやまない。 「ゼロ……大丈夫?」 少し強く抱きしめる。少女のボディは小刻みに震えていた。 「畜生……俺、オレは……何のために……こんなの、こんなのって……ないよ……」 雨と同じく、頬をゼロの涙が流れる。 イーグリードが拘るペンギーゴの事を。自分が極地基地で起こった事をエックスは思い起こしていた。 「ゼロ……このまま、イーグリードさんの復讐に身を任せる……?」 青きレプリロイドは、彼女の目尻をぬぐってやり、そんな事を言いながら微笑んだ。 「エックス……?」 「いいよ、ボクは……それでも。『親友』であるゼロが望むのなら」 震える身体をさらに強く抱きしめてやり、エックスはそう優しく囁いた。 「あはははははははっ!! ひゃはははははははははは!!」 イーグリードは、ストームトルネードを放ちまくり、デスログマー自体を破壊しようとしている。 鷲型のメットの下の顔には、分別と理解という言葉が消えていた。 「全てを還してやる!! 全て、破壊してやる!! そうすれば、みんなは戻るんだ!!」 「だめ……だ。それは……だめなんだ」 「オレには、まだ……やらなきゃならない事がある。お前は、まだ死ぬには早すぎる……!」 やらなきゃならない事とは何かと、疑問に思ったが、そんな些細な事は二の次だとエックスは考えた。 421 名前:Irregular`s Elegy[] 投稿日:2006/10/08(日) 19 37 13.90 ID Hh3oKoTN0 「そ………う。じゃあ、どうする?」 「止めよう……あいつを。あいつの悪夢を………手伝ってくれ……頼めた義理じゃないが……あいつを」 暴走する『親友』を涙を流しながら、ゼロは言った。 小爆発が度々起こる。放ち続けられる赤き竜巻が、巨大な船の動力部に当たってしまったようだ。 「ゼロは動けない。――僕がやろう」 エックスの決意は固い。女性的な顔であったが、やっと男らしさが滲み出たようであった。 「良いのか……?」 頷くエックス。立ち上がり、空中で暴れまわるイレギュラーを見据える。 「オレのフットパーツを使ってくれ……」 カシュッ、と駆動音がしたかと思うと、ゼロの脚部の装甲が脱着する。 小さな眩い光が放たれると、赤き装甲がエックスの脚に装着された。 「エックス………本当にすまない」 二人は気付いているのだろうか。 ゼロは、オレと言うように。 エックスは、僕と言うようにと。発音は同じであれ、危機的状況が二人の心構えを変えた。 「イーグリート!!」 荒れ狂う竜巻で操舵室を破壊したイレギュラーに、エックスは迫りながら叫ぶ。 「アイちゃんを破壊したのは、僕だ! 償いをさせるなら、先ず、僕にしろ!!」 宙で舞うイーグリートが、一瞬、停止し、そしてアームパーツをエックスに向けた。 「あはは………そうかそうか……そうかそうかそうかそうか、そうかぁぁぁ!!」 喜悦。怒りを通り越して、イレギュラーの顔は喜びに満ち溢れていた。復讐できる喜びに。断罪できる喜びに。 デスログマーの降下はかなり速度が上がっているようだ。まだ星のようにみえるが、小さな光の正体は街の命だろう。 「お前が!! あの子を!! 破壊したんだな!!」 デッキを縦横無尽に走り抜けるエックスの道筋を、ストームトルネードがなぞる様に破壊する。 しかし、一発たりとて捉える事は出来なかった。 428 名前:Irregular`s Elegy[] 投稿日:2006/10/08(日) 20 16 40.31 ID Hh3oKoTN0 「あんな良い子を!! お前は破壊したんだな!!」 「言い訳するつもりなんか無い……でも、アイちゃんが望んだ事であり、あぁするしか無かった!!」 エックスはイーグリードの間合いに突っ込むと同時に、射撃。 エネルギー弾は真っ直ぐボディに向かうが、身体は急降下、簡単に避けられる。 「死んで、償え!! だが、お前はあの子の所には行けんぞ!!」 着地と同時に、死を進呈する風の牙が放たれる。エックスは真横にダッシュ。床板と射線上にあった対空砲を破壊するだけに止まった。 「イーグリードさん! あなたなら解るでしょう!? これが、どれだけ無意味な戦いか!!」 敵を中心に円移動しながら射撃し続けるが、踊るように舞うイーグリードには当たらない。 雨がいよいよ勢いを増し、激突する雨粒で二人の姿を景色に淡く浮かび上がらせる。 「無意味ではない!! 貴様等の死で、みんな生き返らせてくれるのだ!!」 ストームトルネードが腕を掠めるが、構わずバスターにチャージを命じる。 直ぐに発射。豪風を放った体勢だった、イーグリードの左腕を吹き飛ばす。 「それならば、私はどこにだって堕ちてやる!! 異端になってやる!! 私は、私は約束したのだから!!」 宙に舞う腕の事を尻目に、責任感と優しさ故に堕ちた異端が竜巻を放った。 回避は――出来きれなかった。 脇腹を抉られながら、船頭部分まで吹き飛ばされるエックス。 「…………なんで、こんなに良い人が……こうなっちゃうんだろうね……。間違ってるよ……」 悲しさから、破損箇所の痛みすら忘れ、自嘲するように呟く。 絶対的に不利な状況に諦めたのか、自らの死を受け入れるべく、目をつぶった。 「堕ちろ………お前は地獄へな」 仰向けになるエックスに、ジリジリと歩み寄る。片腕を失いながらも、鬼気迫る表情で進むその姿は、異端そのものだった。 そして、バスターを向ける。 431 名前:Irregular`s Elegy[] 投稿日:2006/10/08(日) 20 34 15.70 ID Hh3oKoTN0 嵐の如き猛打。それに伴う銃撃音。 無論、イーグリードのバスターから放たれたものでは無い。 大量の銃弾がイレギュラーに突き刺さる。 「イーグリードォォォォォ!!」 振り向き、驚愕した少女の金色の瞳が映ったのは、対空砲に乗るゼロだった。 射撃。射撃。射撃。発射。 赤々と光る火線が、羽を、胸を、全てを貫通する。 ゼロは――涙を流しながら、巨大な引き金を引きまくった。 ――親友……? ――そっ、親友だ。同じ戦場で生き抜き、お互いの気持ちが解り合える仲……これを親友って呼ばなくて、なんて呼ぶんだよ ――な、なんだか、照れくさいぞ……… ――そうかぁ? 俺は嬉しいな。あんたみたいに思いやりがあって、責任感のある奴と親友になれて ――そうか……。親友……か。うん、私も嬉しいぞ ――そっか。なら、困った事があれば、なんでも相談しろよ? 絶対に一人で抱え込まないで。必ず、俺が助けるからな ――あぁ、解った。必ず…………相談するよ。ゼロ、ありがとう、だ ――ゼロ……みんなを……みんなを助けてくれ! 私の『仲間』を助けてやってくれ!! ばら撒かれる銃弾。迸る砲火。やまない轟音。 「畜生! 畜生! ………なにが、お互いの気持ちが解り合える仲だよ!! オレは……オレは……オレはぁぁぁぁ!!」 巨大な羽が吹き飛び、右腕も左と同じく宙を舞う。 メットの端を抉り、左脚が消失する。 そこで、銃撃は止まった。 「許してくれ………イーグリード………オレは、お前も仲間も助ける事が出来なかった……!」 損傷から半裸の状態であったゼロは、対空砲の座席から滑り落ち、甲板に身を落とす。 442 名前:Irregular`s Elegy[] 投稿日:2006/10/08(日) 21 16 05.96 ID Hh3oKoTN0 『警告。警告。操舵室、エンジン損傷の為、本機は操縦不能。降下速度が危険値に達しています』 今頃になって、デスログマーが不調の叫びを訴えだす。 その放送にエックスは意識を取り戻した。 「………生きてる? どうして……」 自分の身体を確認しながら、立ち上がる。 銃撃によって解体されたイレギュラーと、倒れ伏すゼロの姿が瞳に飛び込んだ。 「ゼロ……!」 エックスは慌てて少女の下に向かう。走り抜ける甲板は、銃弾や竜巻で酷い有様だった。 「…………無事……かよ………?」 駆けつけてきた少年に胸を苦しげに上下させながら、ゼロは言った。 「……………うん」 エックスは二人のレプリロイドを見比べ、事態を悟る。――自分と同じく最悪な結果だった。 『警告。警告――』 「でも………生き残るのは………無理そうだな……」 急降下する船体を見つめ、自嘲しながら呟いた。 「ごめんな………お前すら守れない………なんて……」 堪えきれなくなり、またも泣き出すゼロ。 「ううん………もう、良いよ……僕は、大丈夫」 微かな呻きに、二人は驚く。 「ゼ………ロ……」 バラバラになり、甲板の一部になるイーグリードが絶望する少女の名を呼んだ。 「イーグリード……?」 「すまな………かった……な」 ――暴走したイレギュラーは、今際の時に敵のはずの者に謝罪した 「お前が……悪いわけではないのに……。お前は……私を……救おうとして……くれたのに……」 嵐は力を失い、呟きに近い声も聞こえるようになっていた。 「違う……! オレは!!」 エックスの腕の中で、自分の怪我など関係ないかのように叫ぶ。 443 名前:Irregular`s Elegy[] 投稿日:2006/10/08(日) 21 18 19.41 ID Hh3oKoTN0 「親友……失格だな……私は……。お前に………何も打ち明けなかった………」 乾いた笑みを浮かべる、そこには底知れない後悔が浮かんでいた。 金色の瞳から涙がこぼれる。 「仲間のイレギュラーも救って欲しい、と……。お前を殺せば……仲間を生き返らせる事を……」 イーグリードは告白する。自分にもある罪を。話す事が出来なかった、自分の罪を。 「お前に……打ち明ければ……きっと……きっと」 一つの可能性を呟いた。もし、の世界。絶対に行き着く事の出来ない世界を。 「私の親友である……お前なら……きっと」 鷲型のレプリロイドは、二人に微笑みかけ、船体の後部を指差した。 「行ってくれ……船尾に脱出ポッドがある……」 エックスとゼロの瞳が驚きに揺れる。 いつのまにか雨も止んでいた。 「私は一足先に……アイ君達の所へ……行くよ……」 「イーグリート!!」 時が経過する度に、残された力が消費される。彼女はもう二人を見てはいなかった。 「エックス……君にも……すまなかった……」 「いえ……」 エックスは力強く否定した。彼女の罪の意識が、少しでも軽くなるように。 「さらばだ……ゼロ……私の親友……」 最期にそういって、イーグリートは静かになった。 「行こう………ここで死ぬ訳には、いかなくなった」 「…………………あぁ、解ってるよ」 二人は、確かめ合うように言い、デッキから立ち去った。
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【P.A名】 ダブルロックマン 【読み方】 だぶるろっくまん 【種類】 プログラムアドバンス 【属性】 無属性 【発動方法】 バリア、ファイターソード、バスターソード、SSロックマン 【派生P.A】 ダブルヒーロー系、ダブルヒーロー2 【登場作品】 『OSS』 【詳細】 『オペレートシューティングスター』に登場する「ダブルヒーロー」の派生のプログラムアドバンス。 バリア、ファイターソード、バスターソード、SSロックマンの4枚のバトルチップを順に選ぶことで発動する。 バスターソードが後なのでそこは間違えないように。 使用するとロックマンと流星のロックマンとウォーロックが登場。 2人のロックマンの射撃とウォーロックのビーストスイングで前方を連続攻撃。 最後に3人で力を合わせて巨大なソニックブームを放って攻撃、相手エリア全てに500ダメージを与える。
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【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 ROCKMAN X5 タイトル ROCKMAN X5 ロックマンX5 機種 プレイステーション 型番 SLPM-86666 ジャンル アクション 発売元 カプコン 発売日 2000-11-30 価格 5800円(税別) タイトル ROCKMAN X5 PlayStation the Best for Family 機種 プレイステーション 型番 SLPM-87021 ジャンル アクション 発売元 カプコン 発売日 2002-7-18 価格 2800円(税別) ロックマンX 関連 Console Game SFC ROCKMAN X ROCKMAN X2 ROCKMAN X3 SS ROCKMAN X3 ROCKMAN X4 PS ROCKMAN X3 ROCKMAN X4 ROCKMAN X5 ROCKMAN X6 GC ROCKMAN X COMMAND MISSION Handheld Game GB ロックマン X サイバーミッション ロックマン X2 ソウルイレイザー PSP イレギュラーハンターX イレギュラーハンターX ロックマンロックマン Value Pack 駿河屋で購入 プレイステーション
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Template Otheruses Template コンピュータゲーム 『流星のロックマン』(りゅうせいのろっくまん、SHOOTING STAR ROCKMAN)は、ロックマンシリーズ生誕20周年記念作品として製作されたゲーム。略称は「流星」または「流ロク」。海外のタイトルは「Mega Man Star Force(メガマン スターフォース)」。 概要 ニンテンドーDS専用ソフトとして「ペガサス」「レオ」「ドラゴン」の3シリーズを2006年12月14日に発売。ニンテンドーWi-Fiコネクション対応であるが、ブラザーバンドシステムに使うものであり、これを利用した通信対戦をすることはできない。 ロックマンエグゼシリーズの後継作にあたり、エグゼシリーズのシステムを受け継ぎつつも、新シリーズにふさわしく様々なリニューアルがなされている。 2007年11月22日に続編の流星のロックマン2が発売。 2シリーズ、「ベルセルク×ダイナソー」「ベルセルク×シノビ」で1シリーズに2つの変身が可能。 各バージョンの違い スターフォースで変身できる能力が違う(別バージョンのプレイヤーとブラザーバンドを結めば、別バージョンの能力を使うことができる)。 中心となるサテライトの管理者が違う。 入手できる一部のメガカードと全種類のギガカードが違う。 ストーリー 220X年。地球上の全ての電子機器が電波で繋がれている時代。人々は携帯電話の進化した携帯端末「トランサー」を持つようになっていた。これは、電話やEメールはもちろん、教科書や新聞にもなる上、カードフォースと呼ばれるカード型プログラムを通すことにより、ナビと呼ばれる擬似人格プログラムや、武器プログラムを呼び出し、様々な行動を人間の代わりに行わせることができるという物であり、ほとんどのトランサーは、3機のサテライト(ペガサス・レオ・ドラゴン)のいずれかに所属し、管理されている。 そんな中、宇宙に地球外生命体を発見した「ニホン科学宇宙局NAXA(ナクサ)」は、未知なる生命体との友好関係「ブラザーバンド」を結ぼうと宇宙ステーション「きずな」を打ち上げた。 しかし、人類の夢を乗せたこの宇宙ステーションは原因不明の事故に遭遇し、その行方を絶ってしまった。必死の捜索にも関わらず、その宇宙ステーションが発見されることはなかった。 そして事故から数ヶ月後、ニホン海に「きずな」の一部と見られる機体の破片が落下した。これを機にNAXAは捜索を打ち切り、このプロジェクトを永久に凍結した。 それから3年後、コダマタウンに住む、3年前の事故で行方不明となった宇宙ステーション「きずな」の乗組員、星河大吾の息子、星河スバルは、父親を失ったショックから不登校となり、街の展望台で星空を眺める日々を送っていた。 スバルが小学5年生になった日、彼の自宅に大吾の後輩、天地守がやって来た。彼はスバルに、父が仕事に使っていたという不思議なメガネ、ビジライザーを渡し、帰っていった。その直後、今度はスバルのクラスメイトの3人組がやって来た。登校するように仕向けるクラスメイト達を避けるように、スバルは1人街の展望台へと向かった。 展望台に着いたスバルは、天地からもらったビジライザーを掛け、星空を見上げる。すると突然謎の光がスバルを直撃、彼は倒れ込んでしまった。意識を取り戻すと、目の前には猛獣のような顔をした、足の無い幽霊のような姿の電波宇宙人がいた。ビジライザーが謎の光の直撃を受けた事によって本来の能力が目覚め、電波宇宙人と電波の世界(ウェーブロード)が見えるようになったらしい。この宇宙人は「ウォーロック」と名乗り、自分がFMプラネットという星からやって来たFM星人であること、そして自分はスバルの父、大吾を知っているのだと言う。 スバルが父のことを聞こうとした瞬間、2人はウォーロックを追って同じくFMプラネットからやって来た電波ウィルスの襲撃に遭ってしまう。父のことを知りたいスバルは、ウォーロックの言うがままに融合、電波変換し、電波人間「ロックマン」として、電波ウィルスやFM星人達との戦いに巻き込まれて行くのだった。 ゲームシステム 基本的なシステムは流星のロックマンシリーズを参照。 スターフォース ストーリー中で、サテライト管理者により「スターフォース」の力を授かる。 変身中はチャージショットが特殊攻撃に変化し、カウンターをとると必殺技・SFB(スターフォースビッグバン)を使うことができる。 ただし、管理者と同じ属性になるため、弱点属性も継承することとなり、それぞれの弱点属性の攻撃を受けると、通常の2倍のダメージを受け、変身が解除される。一度でもこうなった場合、そのバトルが終了するまで再変身は不可能。 スターフォースはバージョン毎に異なるが、ブラザーを結んだ相手が別バージョンならばそのバージョンのスターフォースにも変身可能。 アイスペガサス 属性:水 弱点:電気 ロックマンがペガサスのスターフォースを得て変身した姿。特殊攻撃(=チャージショット)で敵を凍らせられる。SFBは、魔法で敵を凍らせる「マジシャンズフリーズ」。威力は低めだが、敵を行動不能にできる。 ファイアレオ 属性:炎 弱点:水 ロックマンがレオのスターフォースを得て変身した姿。特殊攻撃の威力が高く、攻撃している時間が長い。SFBは、強力な火炎放射で攻撃する「アトミックブレイザー」。威力が高い。 グリーンドラゴン 属性:木 弱点:炎 ロックマンがドラゴンのスターフォースを得て変身した姿。特殊攻撃の範囲が広く、状態異常にならない(ステータスガード)。SFBは、木の葉の竜巻を起こして攻撃する「エレメンタルサイクロン」。多段ヒットする。 登場人物 地球人 星河 スバル(ほしかわ - ) 本作の主人公。小学五年生の心優しき少年。将来の夢は父と同じ宇宙飛行士。父が行方不明になって以来、不登校になっていた。父親が持っていたビジライザーと言うゴーグルをかける事で電波を視覚できるようになる。近所の人曰く、変なゴーグルをかけた少年、イカしたメガネの少年らしい。名前は最初、「星河 スバル」になっているが、主人公の名前は自由に変更可能である。また、ウォーロックとスターフォース管理者につきまとわれている。 この項目内では主人公=星河スバルを適用 白金 ルナ(しろがね - ) 高飛車なお嬢様。コダマ小学校5年A組の委員長を務める。ロックマンに助けられて以来、ロックマンにメロメロである。両親はエリートになってもらいたいと考えているが、本人は普通の生活がしたいと思っている。 牛島 ゴン太(うしじま ごんた) 体が大きく力が自慢の乱暴者。委員長には頭が上がらない。がさつな性格だが自分の居場所を失うのが怖いと思っている。 最小院 キザマロ(さいしょういん - ) 物知りで頭がキレる情報収集を得意とする委員長のご意見番。ロックマンに憧れているがそれと同時に正体が気になって仕方が無い。 響 ミソラ(ひびき - ) 本作のヒロイン。同年代の少年達から絶大な人気を得ている天才少女シンガー。かつては母親と二人暮しだった(父親は不明)。元々病床の母親を励ます為に歌を始め、母親の勧めでオーデションを受けて見事に合格(彼女が持っているギターもオーデションの時に母親が買ってくれたもの)。その後も母親の為に歌い続けていたが、結局母親は他界し、歌う事に希望を見出せなくなり、さらに金のために歌えと言うマネージャーに嫌気がさしたため、歌手を辞めようと思っている。 双葉 ツカサ(ふたば - ) スバルのクラスメイト。不思議な雰囲気を持つ少年。スバルが学校に通い始めたきっかけのひとつでもある。穏やかな性格だが、幼い頃にゴミ集積所に捨てられたという過去を持ち、自分を捨てた両親を憎む気持ちから多重人格になってしまった。 双葉 ヒカル(ふたば - ) 両親を憎む気持ちから生まれた双葉ツカサのもう一つの人格。穏やかなツカサとは違い、口は悪く、乱暴で残酷な性格で絆(=ブラザーバンド)を激しく嫌っている。 星河 大吾(ほしかわ だいご) スバルの父親。3年前、宇宙ステーション「きずな」での事故で行方不明になる。 星河 あかね(ほしかわ - ) スバルの母親。大吾が行方不明になってから、女手一つでスバルを育ててきた。スバルの前では気丈に振舞っているが、心の傷は未だ癒えていない。 天地 守(あまち まもる) 天地研究所所長。大吾の後輩であり、元NAXA職員。行方不明になっている大吾を探し続けている。スバルに度々大吾の理想や考えを教え諭す。 宇田海 深祐(うたがい しんすけ) 天地の部下で元NAXA職員。NAXA職員の時に上司から裏切られたことが原因で疑心暗鬼に陥ってしまう。フライングジャケットという発明品の開発に成功した。 育田 道徳(いくた みちのり) スバルの担任でありコダマ小学校の名物先生。生徒達からの人気が高い一方、学校の教育方針に反対しているため教師達の間では孤立している。 白金 ナルオ(しるがね なるお) ルナの父親で、103デパートのオーナー。娘であるルナにはエリートコースを歩んでほしい考えている。 白金 ユリ子(しるがね ゆりこ) ルナの母親。夫と同じく、ルナにはエリートになってほしい考えている。 挟見 千代吉(はさみ ちよきち) 小学三年生の少年。意地っ張りでケンカ好きのため友達が出来ず孤独を感じている。 尾上 十郎(おがみ じゅうろう) 無愛想な植木職人。満月の夜になると血が騒いでしまう。 ジャン・クローヌ・ヴェルモンド・ジョルジョワーヌ14世 通称「クローヌ14世」。王冠に取り憑いた幽霊。生前は隆盛を極めていた貴族の当主だったらしい。 FM星人 ウォーロック FM星人。通称「ロック」。星河スバルのトランサーに居候している。 電波兵器・アンドロメダを起動するために必要な、アンドロメダの鍵を持っているために他のFM星人から狙われており、スバルの父・星河大吾のことに関して何かを知っているようである。 オックス おうし座のFM星人。強大な力を持っているが、頭はあまり良くないようである。 ルナに見捨てられるのを恐れる牛島ゴン太と電波変換し、オックス・ファイアとなる。 キグナス はくちょう座のFM星人。疑心暗鬼に陥っている宇田海に「裏切りこそがこの世の本質」と近づき、彼と電波変換してキグナス・ウィングとなる。 ハープ こと座のFM星人。響ミソラと電波変換することでハープ・ノートへと変身する。 マネージャーに嫌気が差したミソラの心に付け入り、音楽の力で地球を制圧しようとするが、ウォーロックに敗北後、スバル達の仲間となる。 リブラ てんびん座のFM星人。 学校の教育方針に反対したがために解雇されそうになった育田道徳と電波変換し、リブラ・バランスとなる。 オヒュカス へびつかい座のFM星人。 両親から無理矢理エリートの道を歩まされようとした白金ルナと電波変換し、オヒュカス・クイーンとなる。 ジェミニ ふたご座のFM星人。雷神ジェミニと呼ばれるFM王の右腕。 自分を捨てた両親を憎む双葉ツカサと電波変換し、ジェミニ・スパークとなる。 キャンサー かに座のFM星人。暴力的で友達の居なかった挟見千代吉と電波変換し、キャンサー・バブルとなる。本編では名前と電波変換した姿のみが登場し、本人は未登場。 ウルフ おおかみ座のFM星人。植木職人の尾上十郎と電波変換し、ウルフ・フォレストとなる。本編では名前と電波変換した姿のみが登場し、本人は未登場。 クラウン かんむり座のFM星人。ジャン・クローヌ・ヴェルモンド・ジョルジョワーヌ14世と電波変換し、クラウン・サンダーとなる。本編では名前と電波変換した姿のみが登場し、本人は未登場。 FM王(ケフェウス) FMプラネットの王で、ケフェウス座のFM星人。過去に親族からさえも王位や命を狙われた。 疑心暗鬼に陥ったところをジェミニに利用され、FMプラネットと友好条約を結ぼうとしたAMプラネットを信用できずに、アンドロメダを送り込んで滅ぼし、ブラザーバンドを結ぼうとした地球も滅ぼそうとする。 サテライト管理者 世界の通信を管理する3つの衛星(サテライト)の管理者。FM王ケフェウスとアンドロメダによって滅ぼされたAMプラネットの生き残りであり、AMプラネットの三賢者と言われていた。 ストーリー中で、ロックマンに絆を守るための力「スターフォース」を授ける。 ペガサス・マジック ペガサス座のAM星人でサテライト・ペガサスの管理者。 魔法や氷による攻撃を行う。水属性。 必殺技は、魔法陣を出現させ、そこから生み出した巨大な氷柱で敵を凍らせる「ペガサスフリーズ」。 レオ・キングダム しし座のAM星人でサテライト・レオの管理者。 口から出す炎や燃える尻尾で攻撃する。炎属性。 必殺技は、強力な炎を吐いて敵を焼き尽くす「レオブレイザー」。 ドラゴン・スカイ りゅう座のAM星人でサテライト・ドラゴンの管理者。 風や植物による攻撃を行う。木属性。 必殺技は、とぐろを巻くように回転し、巨大な木の葉の竜巻を起こして攻撃する「ドラゴンサイクロン」。 電波人間 ロックマン スバルとウォーロックが電波変換した姿。左手にはウォーロックがついていて、ロックバスターによる攻撃を行える他、バトルカードによる様々な攻撃や、スターフォースによる変身が可能。 オックス・ファイア ゴン太とオックスが電波変換した姿。赤い物を見ると破壊せずにはいられない。炎を使った攻撃を主とし、パンチやタックルなどの力技を得意とする。炎属性。 キグナス・ウィング 宇田海とキグナスが電波変換した姿。白鳥の舞いを踊って相手に見せると、それを見た相手は勝手に踊りだしてしまう。「シタッパー」という子分を複数引き連れており、白鳥の舞いを踊りながらの体当たりや、羽根飛ばし、シタッパーを使った攻撃などをしてくる。 ハープ・ノート ミソラとハープが電波変換した姿。音符や音波、音を操って戦う。マネージャーやファンを一度襲撃したが、ロックマン(=スバル)の説得により改心し仲間となる。これまでのロックマンシリーズにおける「ロール」のような存在。製作者曰く、「似せるつもりは無かったのに、似てしまった」らしい。 リブラ・バランス 育田とリブラが電波変換した姿。両腕の天秤皿には炎と水がのっており、腕の炎、水とおもりで攻撃する。属性は右腕が傾けば水属性、左腕が傾けば炎属性になる。学習電波で生徒達を無理矢理勉強させる。 オヒュカス・クイーン ルナとオヒュカスが電波変換した姿。上半身が人間の女性、下半身が蛇の姿をしている。蛇を自在に操り、蛇を使った攻撃や、体当たり、目からマヒ効果のある光線を放つ。木属性。 ジェミニ・スパーク ツカサとジェミニが電波変換した姿。+電波と-電波を放出し、同じ極の電波を浴びた人間を争わせる。ジェミニ・スパーク_W(ホワイト)とジェミニ・スパーク_B(ブラック)に分かれ、連係攻撃や協力攻撃を得意とする。電気属性。 Wはツカサ、Bはヒカルの人格が支配している。また、Bにしかダメージを与えることは出来ないが、Bを倒せばWも倒すことが出来る。 キャンサー・バブル 挟見千代吉とキャンサーが電波変換した姿。蟹が人型になったような容姿で、ケンカ好きな性格をしている。泡や津波を使った攻撃が得意で、両腕の鋏を飛ばしたりもする。「チョキ」が口癖。水属性。 ウルフ・フォレスト 尾上とウルフが電波変換した姿。鋭い爪や仲間の狼によって攻撃し、バトル中に満月が現れると体が赤くなりスピードアップする。木属性。 クラウン・サンダー クローヌ14世(幽霊)とクラウンが電波変換した姿。白骨化した王のような姿をしている。周囲にボウガン、ハンマー、ドリルで攻撃をする3体のゴーストを連れており、本体は雷による攻撃を行う。また、雷にあたるとゴースト全員から袋叩きにされる。電気属性。 最終ボス アンドロメダ FM星人達が造り上げた最強最悪の電波兵器。他の電波体を無差別に取り込み、過去にAMプラネットを滅ぼした。 最初は巨大な人の顔のような姿をしているが、HPが半分以下になると人型へと変形し、中央のコアが黄緑色になった時しかダメージを与えられなくなる。隕石やミサイル、衝撃波での攻撃の他、人型時は破壊光線も放つ。モデルはアンドロメダ座。 コラボレーション ボクらの太陽 Django Sabataとの関連性 シナリオ ボクタイDS側のボスが流星のロックマンの世界に現れ、ボクタイDSの主人公サバタとジャンゴと協力してそのボスを倒すことになる。 通信 ボクタイDSともブラザーバンドを結ぶことが出来る。これを、クロス・ブラザーバンドと呼ぶ。クロス・ブラザーバンドを結べば、メールによって、相手側でしか手に入らないようなレアアイテムを送ってもらうことができる。 ロックマンエグゼシリーズとの関連性 ロックマンエグゼシリーズをWスロットすることにより、ロックマンエグゼシリーズのロックマンが登場するサブイベントが発生する。 購入特典 本作の購入特典として「流星のペンダント」が配布されたが、これが尖った形状だったため転んだ時などに刺し傷などの怪我をする危険性があるとして、2007年2月1日に回収の告知が出された。手持ちのペンダントをカプコンに送付すると、「流星のロックマン」特製クリアファイルセット4点セットが代替品として送り返される。 外部リンク 流星のロックマン(カプコン公式サイト) ニンテンドーDS向け「流星のロックマン」の先着購入特典「流星のペンダント」回収に関するお知らせ 「流星のペンダント」代替品決定のお知らせ Template ロックマンシリーズ
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基本情報 販売期間 2024年4月26日(金)12 00 ~ 2024年5月31日(金)13 59 販売価格 1回 880円(税込)【10連セット】は1回分お得な7,920円(税込)※10連セットをご購入の場合に限ります。 配送手数料 複数回注文でも【20個まで】全国一律660円(税込)で配送 お届け目安 10月上旬~中旬頃発送予定 跡地 https //capcom-capkujionline.com/lp/rockmanzero/ 景品一覧 賞 賞品名 分類 当選確率 賞内確率 当選確率×賞内確率 S賞 カプころんBIGぬいぐるみ ロックマンゼロ 1/100 1.0000% A賞 タペストリー A-1ゼロ 5/100 1/8 0.6250% A-2シエル 1/8 0.6250% A-3ピュンパ 1/8 0.6250% A-4ファーブニル 1/8 0.6250% A-5レズ 1/8 0.6250% A-6ニンニン 1/8 0.6250% A-7コピペ 1/8 0.6250% A-8オメガ 1/8 0.6250% B賞 アクリルパネル B-1ゼロ 14/100 1/5 2.8000% B-2ピュンパ 1/5 2.8000% B-3ファーブニル 1/5 2.8000% B-4レズ 1/5 2.8000% B-5ニンニン 1/5 2.8000% C賞 アクリルスタンド(ゼロ各武器) C-1ゼットセイバー 15/100 1/7 2.1429% C-2バスターショット 1/7 2.1429% C-3シールドブーメラン 1/7 2.1429% C-4トリプルロッド 1/7 2.1429% C-5チェーンロッド 1/7 2.1429% C-6ゼットセイバー2 1/7 2.1429% C-7リコイルロッド 1/7 2.1429% D賞 マイクロファイバークロス(パッケージイラストほか) D-1ロックマンゼロ 30/100 1/7 4.2857% D-2ロックマンゼロ2 1/7 4.2857% D-3ロックマンゼロ3 1/7 4.2857% D-4ロックマンゼロ4 1/7 4.2857% D-5封印ゼロ 1/7 4.2857% D-6オメガ 1/7 4.2857% D-7ゼロ シエル 1/7 4.2857% E賞 サイバーエルフ缶バッジ E-1ウィンキィ 35/100 1/35 1.0000% E-2アリフ 1/35 1.0000% E-3ハピタン 1/35 1.0000% E-4モリック 1/35 1.0000% E-5アーニュ 1/35 1.0000% E-6キョロップ 1/35 1.0000% E-7マンネン 1/35 1.0000% E-8プチック 1/35 1.0000% E-9ターボ 1/35 1.0000% E-10ケリリン 1/35 1.0000% E-11ガンバッファ 1/35 1.0000% E-12ユッキィ 1/35 1.0000% E-13バースカイ 1/35 1.0000% E-14ビーサス 1/35 1.0000% E-15ピッタ 1/35 1.0000% E-16ボンガ 1/35 1.0000% E-17アーチム 1/35 1.0000% E-18トッター 1/35 1.0000% E-19デルピーナ 1/35 1.0000% E-20イーナイト 1/35 1.0000% E-21ハンマーゴ 1/35 1.0000% E-22ストッキュ 1/35 1.0000% E-23メットラル 1/35 1.0000% E-24クロッカ 1/35 1.0000% E-25エクール 1/35 1.0000% E-26リゼタス 1/35 1.0000% E-27ゼーバラス 1/35 1.0000% E-28エルフLv.0 1/35 1.0000% E-29エルフLv.1 1/35 1.0000% E-30エルフLv.2 1/35 1.0000% E-31エルフLv.3 1/35 1.0000% E-32エルフLv.4 1/35 1.0000% E-33エルフLv.5 1/35 1.0000% E-34エルフLv.6 1/35 1.0000% E-35エルフLv.7 1/35 1.0000%